京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

生物

生物の2011年11月19日の内容はこちら

実習指導

今元 泰(分子生体情報学研究室 准教授)

チューター

前田 亮(博士課程1回生)
澤登 悠子(修士課程1回生)

ボランティア

なし 

実施場所

理学部6号館4F実習室

実習内容

小型分光器を用いて様々な波長の光を投影し、その色を観察してPowerPointでカラーバーを作成した。

葉緑体、バクテリオロドプシン、ヘモグロビン、PYPなど生物由来の色素の吸収スペクトルを分光光度計で測定した。それらの吸収スペクトルをPowerPointでグラフにし、物質がよく吸収する色と目で見える色を比較した。

バクテリオロドプシンの吸収スペクトルを用いて、ヒトの三原色に対応する赤、緑、青の視物質の吸収スペクトルを作成した。

蛍光灯や白色LED、緑色や赤色のレーザーポインタから出る光を光ファイバーで検出し、実際にどの波長の光が目に届いているかを調べた。また、それらのスペクトルをPowerPointでグラフにした。

測定・観察データをPowerPointで解析
測定・観察データをPowerPointで解析

生物由来の色素。左から、ヘモグロビン、葉緑体、バクテリオロドプシン、PYP
生物由来の色素。左から、ヘモグロビン、葉緑体、バクテリオロドプシン、PYP


分光光度計で測定した色々な色素の吸収スペクトル分光光度計で測定した色々な色素の吸収スペクトル


受講生の感想

  • 今日は、物質がどの波長をよく吸収するのかを見て、様々なグラフが出て面白かったです。授業でも目について習ったところだったので、よく分かりました。緑に見える物質が赤い光を吸収していて補色になっている事にも興味深かったです。パワーポイントでグラフにするのも、初めは難しかったですが慣れると楽しく、グラフにする事によって違いがとてもよく分かりました。波長の違う光を見て作った色の棒を並べると、綺麗な虹色の赤橙黄緑青藍紫となりました。赤外線も初めて見て、感動しました。
  • 初めて光について詳しく勉強しました。白い光がモノクロメータによって様々な色に分かれていくのは不思議でした。LEDライトや蛍光灯も、見た目は白い光ですが、コンピュータで分析してみるといろんな色の光を発していて驚きました。分光器で吸光度を計ったのですが、そのデータを私たちのパソコンに移すのに大変苦労しました。パソコンは高度で使うのが大変だと実感しました。
  • 今日は、様々な光の波長を調べ、それをグラフで表した。白色光を50nmごとに調べていくと、きれいにグラデーションになったけれど、虹に含まれている色のうち、黄色だけが560nmぐらいでの狭い波長でしか出なかったので驚いた。レーザー光線や白色光の波長をもっと細かくグラフでみてみるとレーザー光線は予想通りある限られた範囲でのみ値がでた。けれども白色光は色々な色が混じっているので、全ての範囲で値が出ると思ったが、グラフは山あり谷ありのギザギザのグラフになり値の出ない波長が多くあったので驚いた。
  • 生物由来の色素がどんな波長を吸収するのか測定した。実際に吸光度を測定する実験は初めてで、とても新鮮な体験ができた。その測定データをもとにグラフを作って、それぞれ比較してみるのが特に印象的だった。又、自分はどの波長からどの波長がみえるのかも分かって、とても面白かった。又、LEDや蛍光灯の光が、ある特定の波長が数種類しか出ていない事が実感できて興味深かった。

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