京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

生物

生物の2010年1月8日の内容はこちら

実習指導

阿形 清和(分子発生学 教授)
井上 武(同 助授)

チューター

鹿島 誠(4回生) 
藤井淳介(4回生)
星野 創(4回生)

ボランティア

なし

実施場所

 

実習内容

①科学研究,発生・再生,プラナリアについての説明。

②プラナリアを観察し、実体顕微鏡などの機器の使用法を学ぶと同時に実際のプラナリアを知る。

③プラナリアを切断し、プラナリアの実体を学ぶ。

④プラナリアが再生する過程(再生0,1,3,5,7日目)の観察し、プラナリアの再生の様子を実際に見てみる

⑤組織染色像(神経、幹細胞、咽頭、尾にそれぞれ色をつけたプラナリア)を観察し、プラナリアの再生の様式を分子生物学的に学ぶ

 プラナリアの観察 プラナリアの観察

阿形教授によるプラナリアの説明阿形教授によるプラナリアの説明


プラナリアの切断実験
プラナリアの切断実験


受講生の感想

  • 以前生物のテキストでプラナリアの再生の話を知って以来、この実験にはかなり興味があった。
    今日はその実験ができると聞き、とても楽しみだった。そしてその期待は裏切られず、プラナリアが再生する過程を順を追って見たり、さらに染色をすることでテキスト以上に深い実験をすることができ、本当に楽しかった。また、プラナリアを実際に切るのも体験させて頂き、良い経験(?)になった。非常に面白い実習、有難うございました。
  • プラナリアはいくら切っても死なないらしい。私が昔切った時には再生せず死んでしまったのだが、やはり切り方が悪かったのだろうか。それにしても、プラナリアという奴は実に愛嬌のある顔をしている。こんなかわいい奴をぶっつり切断してしまうなんて心が痛む‥。とか言いながらかなり切りましたけどね。それはもう容赦なく。しかし、切り終えたものを元のシャーレに戻して放っておくと、いつの間にか残ってた奴らにほとんど喰われてしまいました。なるほど、だからプラナリアがそう増えないのか。再生するといっても再生中無防備すぎるのですぐ食べられてしまうのでしょう。でも、こいつらはおもしろい。じき、人にも応用できるようになればな‥。プラナリアに出来るのだから、人間にだって出来ると信じてます。
  • 今回はプラナリアを使って実習をしました。プラナリアは切っても切った断片が一個体に再生するということは知っていましたが、そのことを再生日数順に断片を見て実感することができたので良い経験になったと思います。また、その驚異的な再生能力を持っているのにもかかわらずガンにはかからないということも驚きでした。iPS細胞を使っての人間の再生医療ではガンから逃れられないのに、プラナリアではガンにはかからないので、人類の未来には大きな期待がかかっているということを知ることができて嬉しく思いました。
  • 以前からの実験のほとんどが、いかにも分子生物学なモノだったので、プラナリアを使った今回の実験は面白かった。また、それだけでなく、最新のプラナリアの再生に関する話を聞けたのも良かった。別の話だが、今回は事前に講義の内容や先生の名前を知れたので、受講しやすかった。
  • ・プラナリアに関しては、学校の授業でふれたことがあったので身近なものでしたが、従来の考えに異議を唱え、実験によってくつがえしたことにはすごく感心しました。
    ・なぜ、プラナリアは体中に全能性幹細胞があるのかということが疑問でした。プラナリアはどのような進化の過程を経て、このような再生可能な体になったのでしょうか?
    ・寒い地域のプラナリアはオスとメスが一体内に混在しているとのことですが、なぜでしょうか?温度に関するものなのでしょうか?
    ・理学部と医療の関係が見えてすごく良かったです。研究する意義が感じられました。
  • プラナリアは生物の授業で、再生するという話は聞いていたけどあまり実感はなくて、本当かな?という思いが強かった。だから今日初めてプラナリアを切る時はすごくどきどきした。その切ったプラナリアがもう動き出したのを見るとなんか、驚いたのと感動したのとで、何も言うことができなかった。ふつうの学校の授業では絶対にできないような貴重な体験をさせてもらいました。また、プラナリアの体の不思議を解明する実験を説明してもらえて、勉強になりました。
  • プラナリアは教科書などで見たことはあって、興味はあったので、実際に見て、切断などもできて、とても感動した。思ったよりも動きがはやくて観察するのになれるまで大変だった。
    再生はまだ学校で習っていないので、わからない部分もあったが、わかりやすく説明してくださったので、なんとなく理解できたと思う。
  • プラナリアというのは今まで名前しかきいたことがなかったです。メールで今日の実習はプラナリアを使うときいていたので、少しプラナリアのことを調べてきました。実物を見ると、縮んだり、伸びたり、体をくねらさせたりして、とても色々な動きをしていたので、とても興味深かったです。切断した後も、頭だけなのに動いたりしていました。胴や尾だけになっても、変な動きではありますが動いているのがとても驚きました。頭とは切断されているので脳から動くように命令が来ないのにどうしてかと疑問に思います。あと、再生するのに速度がちがうのは、なんとなく感覚で分かりました。頭部を残した再生が一番速かったです。長時間の観察でしたが、とても楽しんですることができました。プラナリアは顕微鏡で見ると、とてもかわいかったです。

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