京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

生物

生物の2010年4月3日の内容はこちら

実習指導

秋山秋海 (動物学 環境応答遺伝子科学 准教授)

チューター

細木 彩夏(博士2回生)
森脇 隆仁(博士2回生)

ボランティア

なし

実施場所

理学部2号館 421, 428号室

実習内容

我々ヒトを含めてあらゆる生物種の細胞内にある遺伝情報DNAは、紫外線や活性酸素などによって絶えず傷を受けている。その傷は細胞死、突然変異、がん細胞の原因になる。しかし、それらの傷のほとんどは細胞内で修復されることで元に戻り、遺伝情報の安定性が保たれる。 本実習では緑色蛍光タンパク質GFPを用いて、PCNAと呼ばれるDNA修復タンパク質がDNAの傷を治すために働いている姿を、生きた細胞を通して蛍光顕微鏡を用いて観察する。

実習風景
実習風景


 細胞操作
細胞操作


顕微鏡観察
顕微鏡観察


受講生の感想

  • 修復タンパク質が壊れたDNAを修復する様子が見られて良かったです。ヒトの細胞を使うと言われたのでびっくりしました。
  • 今日は、細胞へダメージを与えた時にどのように回復するかを観察しました。細胞の再生の仕組みは今までの日常でさりげなく行われているのに、実際に見てみると、タンパク質の移動など多くの物質の働きがあるのには驚きました。本当に、日常生活は色々な働きによって成り立っているのだと改めて実感しました。
  • 今回は身近な現象を扱っていたので分かりやすかったです。プリントのイラストが可愛かったです。普段紫外線を浴びまくっているのに無事でいられるのは、傷ついたDNAが治されるタンパク質のおかげなんだなぁと思いました。
  • 今日の生物は、久々に細胞をみました。細胞は誰かの腎臓の細胞だそうです。傷ついても治せる細胞があるのに驚きました。
  • 細胞に紫外線をあてて、壊れたDNAを修復する様子を観察しました。作業の中で色々と失敗してしまった事があって申し訳なかったですが、楽しく出来ました。院生の方々がとても丁寧に教えて下さって助かりました。修復するタンパク質はGFPで染められていて、はじめは全体に広がっていたのですが、紫外線を当てた後はシートの穴の部分だけに集まって点状になっていました。久々に自分で作業したので面白かったです。ありがとうございました。
  • 今日色んな角度で細胞を見たが、いかに生物の教科書が雑に書かれているかを実感しました。特にミトコンドリアがあんなに核の周りをうじゃうじゃしているとは思っていませんでした。
  • 今日は、細胞を顕微鏡で見ましたが、学校の生物の教科書に載っている絵とは全然違ってとても驚きました。久し振りの顕微鏡だったのでとても楽しかったです。もし、機会があれば細胞の色々なところを顕微鏡で見たいと思いました。
  • 普段身体の中で起こっている現象についての実習だったのでイメージもわきやすくよく理解出来ました。結果が明確だったのでUVで傷を受けたDNAの修復された様子がよく分かりました。細胞は面白いなと思います。

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