京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

生物

生物の2014年1月25日の内容はこちら

実習指導

秋山 秋梅(環境応答遺伝子科学研究室 准教授)

チューター

加藤 悠一(博士課程 3回生)
森脇 隆仁(博士課程 3回生)

ボランティア

なし

実施場所

理学研究科2号館 421号室

実習内容

線虫C. elegansからゲノムDNAを抽出し、アガロースゲル電気泳動で確認する。また線虫をDAPIで染色し、線虫の体構造や核がどのように配置されているのかを観察する。

抽出した線虫のゲノムDNA。
抽出した線虫のゲノムDNA。

遠心分離機を用いて線虫のDNAを抽出する。
遠心分離機を用いて線虫のDNAを抽出する。


DNAを電気泳動する。
DNAを電気泳動する。


受講生の感想

  • 今回は実験室で溶液などを使った実験をしました。実験の手順が多くて少しあわてたりしましたが、うまく結果を出すことができました。DNAを取り出す作業は前に学校の理科の資料集でみたことがあって一回やってみたいと思っていたので、その結果を実際にみることができてとても感動しました。2回実験をやって、これは吸わずに上ずみ液だけとる、という作業が6回ほどあったのですが、それがかなり難しくて苦労しました。でもこの実験では待ち時間が少しずつあったので、研究室をみてまわることができました。実験をした部屋にはいろんな溶液がたくさんあってかなり気をとられたりしてしまいました。
  • 分子生物学は最も興味のある分野なので非常に楽しい4時間でした。ピペットマンの操作もはじめてに近かったので実際に使いながら覚えることができたのも良かったです。化学の必要性は感じたけれどDNA等の分野は本当に面白いと改めて感じたし、これから更に学んでいきたいと思いました。実際に研究室や設備を見られたことも良い体験となりました。
  • 今日は電気泳動をメインに実験をやりました。メダカのDNAをつかって一度だけ学校でやったことがありましたが、その時はなんとなくでやってしまい理解できていなかったので、今回1つ1つの作業と、使う試薬の確認をしながら進められてよかったです。線虫のDNAを抽出することが目的だったわけですが、DNAだけ取り出せると簡単ですがそうはいかないので、1回1回目的以外の物質がなくなるような薬品を入れたり、遠心分離をかけて上清をとったりしました。くり返し、くり返し同じ作業を集中して続けるのはやはり大変でした。経過を待つ間に研究室も案内していただき、大学生ライフを聞いて夢が広がりました!楽しそう・・・。実験した場所では、使わない器具や薬品にもひかれて、ずっとキョロキョロしてました。こんなにたくさんの種類があって使いこなせるのかという感じです。DNAを若干タンパク質もついてしまいましたが目で見れてよかったです。ありがとうございました。
  • 今回は線虫を用いた実験をしました。驚いたのが、最新の実験器具だけでなく電子レンジなどの家にあるようなものを使用して実験していることです。また、線虫を見て生物が光って見ることができるようになったことで今の生物観察はとてもしやすくなったことを実感することができました。DNAのかたまりを見たときはこれがタンパク質を作り出す元となっているのかと思い感激しました。
  • 今日体験した線虫からDNAを抽出するという実験は初めてやりました。僕自身コメからのDNAを抽出して品種鑑定したことはあるけど、やはり線虫とコメとは操作が異なると思いました。DNAをうまく抽出できていたので良かった。DNAを抽出して観察することは他ではほとんど出来ない体験なのでとても良かったです。またDNAを染色し蛍光顕微鏡で観察というのはしたことがなかったので良い体験になりました。染色した線虫を見てみると腸や生殖腺などもはっきり見えてよかったです。本日はありがとうございました。
  • 今回の体験実習コースもまた面白く、有意義なものでした。生物というよりも化学っぽい実験だったのでとても新鮮でした。また、まさに自分が将来やってみたい実験だったので、とても良い刺激を受けることが出来たと思います。今回の実験では電気泳動を使いましたが、自分は以前に何度か電気泳動をしたことがあるので、それなりにスムーズに行うことが出来ましたが、分量を間違えてしたときはとても悔しかったです。やはり生物を学ぶ上で、物理や化学なども十分必要だと改めて再認識することが出来ました。今回の実習を糧に、これからも日頃の勉強だけでなく残り少ないELCASの実習に一生懸命集中して取り組んでいきたいと思います。
  • 今回はDNAの抽出の実験を行った。線虫からDNAを取り出すためには、液体を捨てたり入れたりの繰り返しなど、手間のかかる作業をして取り出し、観察できることがわかった。染色が終わり、顕微鏡で観察すると、卵などの部分が緑色にきれいに染まっていた。染色液のおかげで生物学がかなり進歩したとも思った。一つの技術を生み出すことで科学が大きく進歩することのすごさを知った。またこの研究室に来てみたい。

平成27年度以前の
実施レポート

年度別の実施レポート