京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

生物

生物の2009年5月16日の内容はこちら

実習指導

久保田洋准教授

チューター

武藤耕平(博士課程2回生)

ボランティア

なし

実施場所

理学部2号館232号室

実習内容

細胞運動についての思考力を養う

まず、細胞運動及び細胞骨格について概説し、原生動物の運動を観察した。次に、一般的な精子の運動を概説し、アフリカツメガエルの精子の運動を観察した。そして、モリアオガエルの精子を走査型電子顕微鏡で観察し、この精子がどのように動くのかを考察してもらった。その後、実際に精子の運動を観察し、運動のメカニズムを考察してもらった。最後にモリアオガエル精子を透過型電子顕微鏡で観察し、この精子の微細構造と運動機構についての理解を深めた。

走査型電子顕微鏡でモリアオガエル精子を観察
走査型電子顕微鏡でモリアオガエル精子を観察

透過型電子顕微鏡でモリアオガエル精子を観察
透過型電子顕微鏡でモリアオガエル精子を観察


モリアオガエル
モリアオガエル


受講生の感想

  • 今日は、細胞の運動について、話すことから始まり、どのような仕組みで動くのか、ということを詳しく教えていただきました。そして、今回のメイン、モリアオガエルの精子は、私が認識しているものとはずいぶん形状が違い、驚きました。精子という小さな単位でさえ、環境に対応し、生き残るために進化しているということに、生物のすごさを感じました。また、どのようにして進むのか、またどのようにして巻いたりするのか、ということを本当に小さい単位のことで、考えながら学び、とても楽しかったです。まだわかっていないことがあるそうなので、それが解明されるのが楽しみです。

  • 今日は、精子の運動のメカニズムについて勉強し、その後で、新たに解明された、モリアオガエルの精子の運動について勉強しました。微小管のダイニンの活性が切り替わることで、屈曲がおこるといった仕組みは知らなかったので驚きました。が、それよりも、モリアオガエルの精子の尾が自分の中の精子のイメージと違って、太くてむっちゃ長いことの方が驚きでした。

  • 今日の講座では、精子の動きについて勉強しました。講座の中で一番印象に残っていることは、同じ“精子”というものでも、それぞれいる環境によって、つくりや形まで違うってことがわかったことです。高校では、“精子は動ける”ということしか習わないけど、今回の講座で、精子がどんな構造をもって、どうやって動いているのか少し理解することができました。

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