京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

生物

生物の2009年1月17日の内容はこちら

実習指導

七田芳則 教授
今元泰 准教授
山下高廣 助教

チューター

前田亮(学部4回生)
矢野雅裕(学部4回生)

ボランティア

なし

実施場所

理学研究科6号館405号室

実習内容

桿体視細胞外節から調製したロドプシンに光を当てて退色させ、これにレチナールを加えることによりロドプシンを再生させるなどして、その光反応を調べた。 また、元々ロドプシンに結合している11-cisレチナール以外に9-cisレチナールで再生させた試料(アイソロドプシン)との比較により、ロドプシンの吸光特性や光反応の性質を考察した。 液体窒素温度下で起こるロドプシン・アイソロドプシン・バソロドプシンの可逆的光化学反応を、色の違いを元に観察した。

液体窒素中で試料に光を照射(暗室)
液体窒素中で試料に光を照射(暗室)


室温で光を当て、退色する経過を観察
室温で光を当て、退色する経過を観察

反応後にできたバソロドプシンを観察
反応後にできたバソロドプシンを観察


受講生の感想

  • 普段、特に意識することなく物を見て色を認識していますが、視細胞などが働いて見えているんだということを知れた。学校で目については大まかに習ってはいましたが、実際に見てみてとても楽しかった。日々、視細胞には大変お世話になっているんだなと思った。あと70年くらいがんばってもらいたいと思います。
  • 今日は視物質についての実習をしたので、とても身近に感じることができました。実習を通して、なぜ光を見るときこういうことが起こるかという、自分たちも体験したことがあることを教えていただき、とても興味がわきました。また、人間は赤・緑・青を感じるけど、他の生物では人間が紫外線と思っている波長の色が見えるということを聞いたのも参考になりました。実習では、液体窒素をかなり使用していて、私はそれを使ったことがなかったので、印象に残る実習になりました。
  • 今日は、目玉から取り出した、色覚にかかわるレチナールという物質が、光によってどのように変化するかを学びました。当てる光の色によって立体構造が変わり、その結果、色がさまざまに変化するのは見ていて飽きませんでした。実際では、液体窒素を使ったのですが、手をつっ込んでもほとんど冷たくなかったたのは驚きでした。大学に入ったら液体窒素を十分に使えるようなので、がんばって大学に入ろうと思いました。
  • 今日は、たんぱく質にロドプシンを吸収させて、色の変化を見る実験をしました。このたんぱく質は目の網膜にあって、当てる光の波長によって見える色が変わるみたいです。この実験で、液体窒素を使用することができました。僕にとって、液体窒素を扱うのは初めてだったので、とてもワクワクしました。実際に、液体窒素を手で触ったりできたので、嬉しかったです。最後に、目玉からロドプシンを出している映像をみせてもらいました。はじめて見る光景だったので、少しビックリしました。
  • 今日は、視物質の光反応をしました。11-シス型レチナール(ロドプシン)が全トランス型レチナールとか9シス型レチナール(アイソロドプシン)とかに変わったりしてるのがとてもおもしろかったです。物質の変化が色として目でみえて分かったのでとても興味がありました。冷やしたりあっためたりしたら色が変わっておもしろかったです。光があたったらだめな時には赤色のランプで実験しました。なんか目が変になった気がして、こういうかんきょうで長時間実験をするなんてすごいなぁと思いました。最後に目玉の解剖の動画をみせてもらいました。あれは・・すごかったです。とにかくすごかったです。今日は楽しかったです。
  • 今日は、視細胞を使って細胞の中でおきている現象を見ました。人が色を感じることができるのは、レチナールというビタミンAが関係していることを知りました。人は、420nm~680nmくらいの波長の光しか見ることができないことも、機械を使うことでよくわかりました。色は、ビタミンAの形を変えることによってちがいがでることをしりました。色がわかるしくみについて、少し理解することができて、楽しかったです。

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