京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

生物

生物の2008年12月6日の内容はこちら

実習指導

岩部直之 助教 

チューター

なし

ボランティア

佐々木剛(研究員)

実施場所

理学研究科1号館109、111号室

実習内容

立襟鞭毛虫(たてえりべんもうちゅう)は動物に最も近縁な単細胞性の原生生物と考えられている。

本実習では、簡単な解説の後に、立襟鞭毛虫(Monosiga ovataおよびStephanoeca diplocostataの2種)を倒立型顕微鏡を用いて観察した。

次に、立襟鞭毛虫と動物の違いを理解するために、ヒドラ(刺胞動物)およびアルテミア(節足動物)を実体顕微鏡を用いて観察した。

遺伝子の情報を用いて推定した生物の系統関係の図(分子系統樹)を見ながら、動物、植物、菌類の多細胞化が進化の過程でそれぞれ独立に起きたことを考察・理解した。

実体顕微鏡を用いたヒドラの観察。
実体顕微鏡を用いたヒドラの観察。

倒立型顕微鏡を用いた立襟鞭毛虫の観察。
倒立型顕微鏡を用いた立襟鞭毛虫の観察。


受講生の感想

  • 海綿や立襟鞭毛虫について様々な知識を得ることができた。特に、海綿のえり細胞の位置や構造などは、自分が思い込みで考えていた部分もだいぶあることが分かり、興味深く感じた。顕微鏡やスケッチを、もう少し上手く見たりかいたりできるようにならなくてはと思った。
  • 今日は新たな「立襟鞭毛虫」を観察することができました。この生物は、動物に最も近縁な単細胞生物だということをきいて、不思議な生物だなと思いました。「立襟鞭毛虫」を実際に見てみる上で倒立顕微鏡といって、レンズが台の下にある顕微鏡を使って見ることもできました。学校などでは使えない顕微鏡だったので使うときはワクワクしました。「立襟鞭毛虫」は、頑張って鞭毛を動かして進もうとしていて、とてもかわいかったです。もっと奥の深い研究をしていって、「立襟鞭毛虫」のナゾを明らかにしてみたいと思いました。

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