京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

社会・環境の科学

社会・環境の科学の2015年1月10日の内容はこちら

実習指導

米田 稔  (工学部/工学研究科 都市環境工学専攻 教授)

チューター

北橋 果林  (工学研究科 都市環境工学専攻 修士1年)
横山 裕樹  (同 修士1年)
芳山 勇人  (工学部 学部1年)

ボランティア

なし

実施場所

桂キャンパスCクラスター172号室

実習内容

湿潤乾燥を行うことによって熱処理した土壌からのCsやSrの溶出量が減少するのではないかという仮説を検証するため、湿潤乾燥を行ったものと、そうでないもの、2つのサンプルを用意。溶出試験とICP-MSでのa測定を行った。
<詳細>両方のサンプルを50cc遠沈管に入れ、超純水20ccを加えて300rpmで5分間振とう。その後、3000rpmで遠心分離。上澄み液10ccを0.45μmフィルターで濾過し、10cc遠沈管に取る。(←測定原液)測定原液から、測定用内標準物質を加えて1000倍希釈した測定サンプルを作成。ICP-MSで標準サンプルと測定サンプルを測定。標準液と測定サンプルの測定結果から定量し、湿潤乾燥の効果を検討。

土壌からの溶出試験
土壌からの溶出試験

標準試料の調整
標準試料の調整


分析方法の講義
分析方法の講義

ICP-MSによる定量分析
ICP-MSによる定量分析


受講生の感想

  • 今回はまだ実験したことのないテーマということで、とてもおもしろかったです。福島原発の土壌汚染の処理方法という現代の社会問題に挑戦していくというロマン、そして実際に僕たちが未知のことを明らかにしていくというおもしろさを感じられて、よかったです。今回は実験のおもしろさを感じられてとても良い経験となりました。ありがとうございます。
  • 実際に初めて行われる実験だったので少し緊張したけど実験結果がしっかりでたので良かった。それぞれの値がなぜそうなるのか、仮説があっているかどうかはまだ分からないので、さらに詳しく知りたいと思う。次回からの実験も楽しみにしたい。
  • 何を調べるための、何をしている実験なのか、僕がいまいち把握しきれず、ただの作業となってしまい残念。
  • 今回はこれまでと違って現在リアルタイムで進行している問題についてだったので、より緊張感を持って活動できました。放射線問題の県境に少しでも触れることができて嬉しいと思います。放射線除去の作業について知ることができて良かったです。
  • 今回は初めて実際に実験をしているところの手伝いという形で実験をさせていただいて、一回の実験だけではあまりなにも言えないことを学びました。研究というものは、実験を何度もくり返して行うことで、意味のある研究になることも学びました。今、自分は高校一年生ですが、二年生になると一年かけて研究をするので、今日学んだことを生かしていきたいと考えます。
  • 途中からの参加になってしまい、実験作業にはほとんど参加できなかったが、一応講義内容について説明を受け理解することができた。実験結果は、思っていたより分かりやすく特徴がでてよかった。実験回数を増やし、バラツキを調べることでまた違う考察になると教わり、自分が学校でしている研究にも是非生かしたい。数千万円もする実験装置を見られてよかった。
  • 最初の考え方はM,難しかったけれど実験はわかりやすく楽しかったです。初めてのことがたくさんあっておもしろかったです。
  • 今回の実験は、今までの模擬実験とは違い、科学的?なものでした。「除染廃棄物の処理方法を開発」ということで、今までと違ったキンチョウ感があった気がします。

平成27年度以前の
実施レポート

年度別の実施レポート