京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

社会・環境の科学

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実習指導

三村 衛  (工学部/工学研究科 都市社会工学専攻 教授)
肥後 陽  (同 准教授)
澤村 康生 (同 助教)
矢野 隆夫 (同 技術専門員)

チューター

由井 洋和  (工学研究科 都市社会工学専攻 修士2年)
白石 将大  (同 修士2年)

ボランティア

なし

実施場所

桂キャンパスC1棟152 地下地盤試験室

実習内容

はじめに三村教授より防災(特に地震時における地盤の安定性)に関する講義を受講した. その後,実験室に移動し,澤村助教の指導のもと地盤の液状化に関する模型振動台実験を行った.模型実験では,土槽に飽和した砂を入れ,振動を加える事で,液状化現象を確認することができた. 最後に,肥後准教授より斜面崩壊や地すべりを模擬した模型による説明を受け,実際に地すべり現象が発生する条件などに関する計算を行った.

受講生の感想

  • 今回は地震や地盤の崩れについて学んだ。防災にすぐ役立つような知識や、物理数学を用いた解析まで教えてくれて、良く理解できた。自分は一時期放送部でドキュメント作成のために、地震関係のことを調べていたので、もとからちょっとした知識があったので、なおさら理解出来ました。やはり数学、物理は身の回りのすべてのことがらに関わっているのだなぁと、今回、前回の経験を通して分かった。
  • 実験を通して液状化と斜面崩壊のメカニズムについてよく分かった。液状化は2011年の震災のときにニュースなどで取り上げられていて、なぜこういった現象が起こるのかと疑問に思っていたが、今日実際に話を聞き、実験をすることでその疑問がなくなり、とてもスッキリした。また、斜面の崩壊の話でも、今までは被害が大きく危険であると思っていたが、その仕組みが自分がこれまで学習した浮力や摩擦係数と関わっていることを知り、単純な現象なんだなと思った。これらの2つのこと以外にも自分の知識で解明できる現象が多くあると思うので、それらについてより深く勉強したいと思う。
  • 液状化現象については、以前から興味があったので面白かったです。実際に実験を見ることができて良い経験になりました。液状化も地すべりも、1つ1つの要素はそれほど特別という訳ではないように思いました。それなのに、現実ではまだそれらを防ぎきれていないのは、自然の雄大さと、科学の未熟さゆえなのかなと思います。これらのことをすべて考慮した上での防災に対応した街づくりが、これからの課題だと思いました。
  • 液状化や斜面における土のすべりなど、知らなかったことをいろいろ知れてよかった。また、実験ではいろいろな人々の力をかりて液状化などの現象を身をもって体験できてよかった。
  • 今回の実験では液状化の実験がとても興味深かったです。少し地面がゆれるだけで水が地上にでてくるところなどがおもしろいと思いました。また、このような実験を通して、どの場所で地震が起こったときに液状化が発生するのかなどの研究がどれだけ大事なことかを学ぶことができました。自然環境についての研究がとても大事なことに気づくことができました。
  • 私が住んでいる和歌山ではもうすぐ地震がくると言われているので地震のことをいろいろ知ることができてよかったです。液状化の実験はとてもわかりやすかったです。地すべりの模型は簡単でわかりやすかったです。計算は難しかった。
  • 実際に液状化について振動台を用いて実験したが、単純な実験に見えて結構大変だった。模型の家が大きく傾いて、マンホールが飛び出してきた時は単振動でもこれほど強く液状化が発生することを実感できて面白かった。最後にした斜面崩壊に対する解析では、いちいちスライスごとに計算するのがしんどかった。前回同様、結局は物理学(力学)だというような印象。
  • 今回は地震と土砂くずれについて講義するということで、私の特に興味がある分野ということもあり、非常に楽しかった。私が中学3年でバスケットをしていたときだと思います。その時に東日本大震災が起きて、今に帰らされました。テレビで、現地の悲惨な状況をまのあたりにしました、震源から少し離れた地域では、今回の実験でもあった、液状化や土砂くずれと言った二次災害も起こっていたようで、今回はそのメカニズムが知れて良かったと思います。

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