京都大学ELCAS(エルキャス)

実施レポート

[専修コース]化学

理学研究科 化学専攻 化学教室

2016年7月23日 14:00〜16:00

  • 実施場所

    吉田キャンパス 理学部6号館 354

  • 当日の講師

    渡邊一也 准教授

  • 実習の内容

    前回に引き続き発表に向けての指導を行った。

2016年7月2日 14:00〜18:00

  • 実施場所

    吉田キャンパス 理学部6号館 354

  • 当日の講師

    渡邊一也 准教授

  • 実習の内容

    前回に引き続きこれまでの実験データの解析の指導と、発表に向けての指導を行った。

  • 化学2016年7月2日光反応過程の可視吸収スペクトルデータを解析しているところ

2016年6月25日 14:00〜18:00

  • 実施場所

    吉田キャンパス 理学部6号館351, 354

  • 当日の講師

    渡邊一也 准教授

  • チューター

    山田一斗

  • 実習の内容

    これまでの実験データの解析の指導と、発表に向けての指導を行った。

  • 化学2016年6月25日赤外吸収のデータを解析しているところ

受講生の感想

  • 今回の実習は、今までの実習でしてきたことがすべてつながった日でした。実験の目的や、その手法、そしてその結果を確認できました。それらしていくを復習していく中でわかっていなかったことが明らかにできてよかったです。例えば、可視光での吸収スペクトルをとってそのうえに赤外吸収スペクトルをとる意味が分かったり、吸収スペクトルの時間変化における差を解析するためのグラフの書き方が分かったり、先行研究のどこが曖昧で、その曖昧さを私たちがどのように明らかにできたかなどということが理解できました。

2016年6月18日 14:00〜18:00

  • 実施場所

    吉田キャンパス 理学部6号館351, 361, 059

  • 当日の講師

    渡邊一也 准教授

  • チューター

    山田一斗

  • 実習の内容

    ルブレン分子を蒸着したシリコン基板を用いて赤外振動スペクトル測定を行った。また光反応させたルブレン蒸着膜についても赤外振動スペクトル測定を行った。量子化学計算によりルブレン分子振動と振動スペクトルの関係について学んだ

  • 化学2016年6月18日赤外吸収スペクトルを測定しているところ
  • 化学2016年6月18日作成したルブレン薄膜
  • 化学2016年6月18日紫外ランプ照射による光反応

受講生の感想

  • 今回の実習では、初回の自習で学んだこととの関連性が強く、理解が深まる実習となりました。たとえば、分子の振動はたくさんありますが、それらは分子のどこに酸素がくっつくかで変わることがわかりました。また、実験のデータは計算値よりおよそ1.97倍超過しているので、補正した値と計算値とを比較すれば、逆に分子のどこに酸素がくっついたのかがわかるということもわかりました。先行研究で、ルブレン分子が酸化するということは予測されていますが、実際にそれを確認した人はいないということなので、実際に赤外光で吸収スペクトルを調べることができたのは良かったです。

2016年5月29日 14:00〜18:00

  • 実施場所

    吉田キャンパス 理学部6号館361, 354

  • 当日の講師

    渡邊一也 准教授

  • チューター

    高橋翔太

  • 実習の内容

    前回測定したルブレン蒸着膜の光誘起酸化反応カイネティクスのデータ解析を行った。また新たに、膜厚の異なる蒸着膜を作成し、反応の膜厚依存性を測定した。

  • 化学2016年5月29日データ解析を行っているところ
  • 化学2016年5月29日ルブレン蒸着を行っているところ

受講生の感想

  • 今日は、家で論文の要約を何回も読んでも分からなかった箇所をチューターの方に質問をすると、たくさんのことがわかりました。たとえば、一次箱型構造を用いて、なぜ酸化すると物質のHOMO-LUMOの間隔が広がるかを知りました。また、前回の反省からデータの保存先を確認して、間違えたファイルに入れなくて済みました。データの保存漏れも今日はありませんでした。でも、分光器を途中でずらしてしまい、物質の吸収スペクトルが増えてしまうというミスがありました。次回は分光器にも気をつけようと思いました。

2016年5月21日 14:00〜18:00

  • 実施場所

    吉田キャンパス 理学部6号館361, 354

  • 当日の講師

    渡邊一也 准教授

  • チューター

    高橋翔太

  • 実習の内容

    前回作成したルブレン蒸着膜の光誘起酸化反応カイネティクスの電子スペクトル測定による追跡を行った。膜厚の異なる2種類の試料について測定し、得られた吸収スペクトルを解析することで、データ処理の手法について学んだ。

  • 化学2016年5月21日データ解析を行っているところ
  • 化学2016年5月21日実験に用いた光学系

受講生の感想

  • 実験は地道だけれど丁寧にしなければいけない作業だと思いました。2分おきにファイル名にデータを保存するのですが、その際ファイル名をきちんとメモしたり適切な場所に保存しているかファイルのフォーマットが適切かまた吸収スペクトルの微妙な変化を確認しなければいけませんでした。また、途中できちんとファイルが保存されているか確認できなくて1からやり直しになったり30分測定すべきか60分間測定すべきか迷って30分と60分を両方とる(つまり合わせて90分)するのは大変でした。

2016年5月7日 14:00〜18:00

  • 実施場所

    吉田キャンパス 理学部6号館361, 354

  • 当日の講師

    渡邊一也 准教授

  • チューター

    山田一斗

  • 実習の内容

    有機半導体としてのルブレン薄膜の特性についてレクチャーしたのち,真空蒸着装置によりルブレン薄膜の作製と,紫外可視吸収スペクトル測定による光酸化過程の追跡を行った。

  • 化学2016年5月7日ルブレンの真空蒸着を行っているところ
  • 化学2016年5月7日作製したルブレン蒸着膜(膜厚100 nm)

受講生の感想

  • 今日「面白い」と思ったことが二つありました。一つ目は自作の装置についてです。自作でないと高温まで熱せられなかったり、適切な部品が使えないということを知りました。そしてどのような仕組みにすると効率がよくなるかということは自分で考えたりするということも知りました。二つ目は実験の実態です。実際の実験では待ち時間がとても長いことや、条件を一つ変えるだけで期待通りの結果がなかなか得られないことを知りました。例えばグラフェンをルブレンに塗るだけで全然光の吸収をしなくなったりすることなどです。

2016年4月16日 14:00〜18:00

  • 実施場所

    吉田キャンパス 理学部6号館361, 354

  • 当日の講師

    渡邊一也 准教授

  • ボランティア

    山田一斗(理学研究科 化学専攻 化学教室 博士後期課程)

  • 実習の内容

    当研究室の研究の概要と、光と分子の相互作用に関する1時間程度のレクチャーを行った後,実験室の見学,および,Tetraphenyldibenzoperiflanthene 溶液の可視吸収スペクトル・および蛍光スペクトルの測定実習を行った.電子状態計算の結果と比較して,分子の電子遷移に関する解説を行った.分光器の仕組みについても学んだ。

  • 化学2016年4月16日吸収スペクトル測定結果から吸光度の計算を行っているところ

受講生の感想

  • 光と分子の相互作用を調べるのは面白いと思いました。分子がどの赤外光を吸収したことでどの色に変化するか,どのように振動するかを予測確認できました.そしてそれらの仕組みを理解するには固有振動数(ばねの働き)、量子力学など物理に近い学問領域について学ぶ必要があることを知りました.これらの分子の運動のタイムスケールはピコ秒やフェムト秒で,光がたったの0.3 μmぐらいしか進めない程の超高速なのですが,これを見れるというのがこの研究の面白さだと思いました。

平成28年度 実施レポート

過去の実施レポート