京都大学ELCAS(エルキャス)

実施レポート

[専修コース]大地の動きを探る地震学

理学研究科 地球物理学教室 地震学研究室

2017年7月29日

  • 実施場所

    吉田キャンパス 理学研究科

  • 当日の講師

    平原 和朗 教授

  • チューター

    大畑 祐樹、横井 貴稔

  • 実習の内容

    発表に向けての最後の実習。データの解析方法についてアドバイスを行い、どのような結果や考察となるかを議論した。また、ここでの議論をふまえて、実習生が作成中の発表スライドを吟味し、補足説明を行って今後の不安点を解消した。

  • 大地0729-1データ解析についてのアドバイス
  • 大地0729-2結果と考察についての議論
  • 大地0729-3発表スライド作成に向けてのアドバイス

活動を通して学んだこと

  • パワーポイントの内容確認。発表会について。
  • PPT作成は大変。

2017年7月17日

  • 実施場所

    和歌山県串本・下里

  • 当日の講師

    平原 和朗 教授、宮崎 真一 助教、風間 卓仁 助教

  • チューター

    我如古 卓矢、大畑 祐樹、横井 貴稔

  • 実習の内容

    1.和歌山県串本町の橋杭岩を訪ね、1707年宝永南海地震により運ばれたという巨石群を見て、巨大津波の威力を学習した。
    2.串本町袋にある、気象庁検潮所を訪れ、潮位観測の実際を学んだ。また近くにある昭和南海地震による津波到達点を訪れ、津波の脅威を実感した。
    3.潮岬に位置する京都大学のGNSS観測点を訪ね、観測の実際を学習した。
    4.下里町にある海上保安庁水路部SLR観測所を訪れ、所長さんからSLR観測の実際について説明を受け、SLR観測の現状を学習した。

  • 大地0717-1串本町橋杭岩巡検
  • 大地0717-2串本気象庁検潮所巡検
  • 大地0717-3海上保安庁水路部下里SLR観測所におけるSLRレーザーと所長から説明を受ける様子
  • 大地0717-4同観測所における基準点と説明を受けている様子

活動を通して学んだこと

  • 稲村の火の館見学。GNSS観測所の見学。紹介文の確認と訂正。橋杭岩の見学。潮岬の樫野崎灯台の見学。下里観測所の見学。
  • 和歌山の稲村火の館では、地震による昔からの被害やら、その防災方法まで、学べたからすごくよかった。又、橋杭岩が、ちょうど潮が満ちてくる時間帯でしたが、津波によって運ばれた岩を実際に目の当たりにして、津波の威力を思い知りました。

2017年7月16日

  • 実施場所

    和歌山県広川町

  • 当日の講師

    平原 和朗 教授、宮崎 真一 助教、風間 卓仁 助教

  • チューター

    我如古 卓矢、大畑 祐樹、横井 貴稔

  • 実習の内容

    1.和歌山県有田郡広川町の稲村の火の館を訪ね、1854年南海地震時の津波被害から村人を救った濱口梧陵の業績を通して、南海地震津波に対する防災研究・教育の現状を学んだ。
    2.国土地理院GEONET観測点HIROKAWA 960652 (広川町営B&G海洋センター)を訪ね、実際の現場でGNSSデータがどのように所得されているかを学んだ。
    3.串本の宿泊先において、研究タイトルおよび紹介文についてTAを交え、議論した。

  • 大地0716-1稲村の火の館での資料説明
  • 大地0716-2GEONET広川観測点で観測状況を学ぶ
  • 大地0716-3宿泊先でテーマ・紹介文の検討を行う

2017年7月1日

  • 実施場所

    吉田キャンパス 理学研究科1号館

  • 当日の講師

    平原 和朗 教授、風間 卓仁 助教

  • チューター

    我如古 卓矢、横井 貴稔

  • 実習の内容

    前回決めたテーマを基に、発表に用いる資料作成に向け方針を決めた。
    またそれぞれに必要な追加データ(GNSS_posファイル、TEC_Oファイル)を渡し、計算を進めた。

  • 大地0701-1研究において、用いるGPS観測点の説明
  • 大地0701-2Excelを用いてデータの計算を行う様子

活動を通して学んだこと

  • 成果発表に向けての課題について、データの統計方法について、発表会、論文作成について
  • 大量の作業をもっと効率的にする方法を見つけないといけないなあと感じた。
    プログラミングの能力も欲しいなあと思った。

2017年6月10日

  • 実施場所

    吉田キャンパス 理学研究科1号館

  • 当日の講師

    平原 和朗 教授、風間 卓仁 助教

  • チューター

    我如古 卓矢

  • 実習の内容

    1名は『電離層における全電子数(TEC)異常』、もう1名は『GNSS解析データに基づく地殻変動解析』を研究テーマに決め、詳しい研究手法について理解を深めた。実習の後半では、Excelを使ったデータの計算とグラフの描画方法について学んだ。

  • GPSデータからTECデータを求める手法の説明
  • Excelを使ってデータの計算を行う様子
  • Excelを使ってデータからグラフを作成する様子

活動を通して学んだこと

  • エクセルを駆使することで、データさえあれば、変化を図示することが出来るのだと分かった。
  • 巡検について。成果発表に向けての課題の決定。

2017年5月27日

  • 実施場所

    吉田キャンパス 理学研究科1号館

  • 当日の講師

    平原 和朗 教授、風間 卓仁 助教

  • チューター

    大畑 祐樹、我如古 卓矢

  • 実習の内容

    Seis-PC,MICAP-Gの使い方を実際にソフトを操作しながら学び、今後実習を進める上で研究に関わってくるであろう論文についての紹介と解説を行った。実習の後半では、補足説明を入れながらこれまでの実習で学んだことを振り返った。各自の疑問点を議論を通じて解消し、地震やプレートテクトニクスを中心とした地球物理学への理解を深めた。

  • MICAP-Gの使い方の解説
  • 測量方法についての復習
  • 実習生の疑問に対する議論と解説

活動を通して学んだこと

  • 今回の活動を通じて、地震に関する基本的な知識を、身につけることが出来たと思います。ただ、それでもまだまだ自分には足りないですし、もっと、気合を入れて頑張らないなと実感させられました。
  • Seis-PC(windows地震活動解析ソフトウェア)、MICAP-G(windows地殻変動解析支援ソフトウェア)、大地の動きについて、今までの実習内容の復習、質問時間、今後の取り組みについて。

2017年5月13日

  • 実施場所

    吉田キャンパス 理学研究科1号館

  • 当日の講師

    平原 和朗 教授、風間 卓仁 助教

  • チューター

    我如古 卓矢、大畑 祐樹

  • 実習の内容

    GPS受信機を使ったGPS測量の実習を行った。
    初めにGPS測量の仕組み・手順・利点などを説明し、その後フィールドワークを行った。得られた観測データをパソコンを使って解析し、結果について考察した。

  • GPS測量の手法の説明
  • GPS測量で使う観測機器の調整
  • フィールドワークの様子
  • 解析結果の考察

活動を通して学んだこと

  • 地球物理学について、GPS測量、GPSで見る地球の動き
  • GPSというのは、global positioning satelite というように衛星であり、システムでないということ。そしてそれを応用してカーナビやら位置情報などが利用できているという事。そして、測位学というのは研究対象ではなく研究方法について研究する学問であるという事。この関係が今回ではよくわかりました。又、測位学という学問は「地球を測る」という事において重要であるということもよく分かりました。

2017年4月22日

  • 実施場所

    吉田キャンパス 理学研究科1号館

  • 当日の講師

    平原 和朗 教授

  • チューター

    大畑 祐樹、横井 貴稔

  • 実習の内容

    第一回実習に引き続き、本講義の導入としての講義を行った。過去に日本で発生した大地震・火山活動の記録や、日本付近でのプレートの動きと地震発生予測に関する研究をもとに、実際の研究で用いられる手法の解説を行うとともに、最先端の地震発生予測モデルの紹介と考察を行った。

  • 南海トラフ地震の概説
  • 9世紀後半で起こった日本の地震・火山活動についての説明
  • 大気圧や潮位が地震発生に与える影響に関する考察

活動を通して学んだこと

  • 南海トラフ地震に予測事態はある程度進んでいるという事。後、やっぱり内容が難解すぎてついていけないことが多々ある。
  • 過去に日本で起こった地震について。南海トラフについて。地震活動にともなう現象について。平成28年熊本地震について。地表変動観測について。

2017年4月8日

  • 実施場所

    吉田キャンパス 理学研究科1号館

  • 当日の講師

    平原 和朗 教授

  • チューター

    我如古 卓矢、横井 貴稔

  • 実習の内容

    本講義の導入として、地震についての基礎(地球について、地震の種類、マグニチュード・震度とは?など)や巨大地震の1つの例として2011年東北地方太平洋沖地震について、実データを見せながら説明を行った。また、それらに関連した地震学における最新の研究の紹介を行った。

  • [専修コース]大地の動きを探る地震学_実習風景講義の最初の風景
  • [専修コース]大地の動きを探る地震学_実習風景日本列島に沈みこむプレートの説明
  • [専修コース]大地の動きを探る地震学_実習風景東北地方太平洋沖地震による地震波形と短周期地震波励起減の説明

活動を通して学んだこと

  • 地震というのは、観測するといろんな前兆が発生しているということ。→これらを突き詰められれば、地震の予知をすることも可能かもしれないと思った。
  • ●地球について・プレート運動と世界の地震●プレート収束帯としての日本列島・日本の地震●地震って?断層の種類・マグニチュード・地震●2011年東北地方太平洋沖地震●南海トラフ巨大地震●西南日本内陸地震●大地動乱の時代

平成29年度 実施レポート

年度別の実施レポート