京都大学ELCAS(エルキャス)

実施レポート

[専修コース]植物細胞の構造と機能

農学研究科 樹木細胞学分野

2017年8月3日

  • 実施場所

    吉田キャンパス 農学部総合館

  • 当日の講師

    高部 圭司 教授

  • チューター

    横山 誠人

  • 実習の内容

    実験結果に関する討議をした後、発表用スライドを作成した。また要旨の作成も行った。

  • 植物0803-1発表用スライドの作成

2017年7月15日

  • 実施場所

    吉田キャンパス 農学部総合館

  • 当日の講師

    高部 圭司 教授

  • チューター

    中村 雄太、横山 誠人

  • 実習の内容

    これまでに得られたホンモンジゴケに関する結果について討議した後、発表用スライドを作成した。

  • 植物0715-1発表用スライドの作成

活動を通して学んだこと

  • 脱ペクチン、脱ヘミセルロース処理の方法
    抗体について
    マッピングの様子

2017年7月1日

  • 実施場所

    吉田キャンパス 農学部総合館

  • 当日の講師

    高部 圭司 教授

  • チューター

    櫻井 みづき、横山 誠人

  • 実習の内容

    6月18日に若山神社で採取したホンモンジゴケに対し、脱ペクチン処理、脱ヘミセルロース処理を行い、凍結乾燥してスタブに載せた後、白金コーティングを行った。それら試料を高分解能走査電子顕微鏡で観察し、写真撮影を行った。さらに、高分解能走査電子顕微鏡に装着されたEDAXを用いて、試料中に含まれる元素分析を行った。またエポキシ樹脂に包埋されたホンモンジゴケの薄切片を作製し、ペクチンやヘミセルロースに対する抗体を用いて選択的に標識し、蛍光顕微鏡で観察した。

  • 植物0701-1コケのEDAX分析
  • 植物0701-2コケの蛍光顕微鏡観察

活動を通して学んだこと

  • 抗体の蛍光指標…マンナン系は観測可
    FE-SEM及びEDAXで脱ペクチン処理済のホンモンジゴケと脱ペクチン処理及び脱ヘミセルロース処理済のホンモンジゴケを観察…銅の割合は減っていた。ペクチンで銅をトラップしている可能性あり

2017年6月25日

  • 実施場所

    吉田キャンパス 農学部総合館

  • 当日の講師

    高部 圭司 教授

  • チューター

    櫻井 みづき、中村 雄太

  • 実習の内容

    6月18日に若山神社で採取したホンモンジゴケ、銅ゴケと6月20日に京都大学フィールド科学教育研究センター・北白川試験地で採取したタチゴケを凍結乾燥し、スタブに載せた後、白金コーティングを行った。それら試料を高分解能走査電子顕微鏡で観察し、写真撮影を行った。さらに、高分解能走査電子顕微鏡に装着されたEDAXを用いて、試料中に含まれる元素分析を行った。またエポキシ樹脂に包埋されたホンモンジゴケの薄切片を作製、染色して永久プレパラートにした。

  • 植物0625-1コケをスタブにマウント
  • 植物0625-2コケの高分解能走査電子顕微鏡観察
  • 植物0625-3コケのEDAX分析

活動を通して学んだこと

  • FE-SEMの試料の作成
    FE-SEM及びEDAXを用いて京大北白川試験地と前回若山神社で採取した別種のコケを観察
    やはり普通のコケには銅のスペクトルは検出されず、若山神社で採取したコケには銅とケイ素のスペクトルが検出された。その後EDAXを用いて銅の存在する箇所をマッピングしようと思ったが、出来なかった。

2017年6月18日

  • 実施場所

    若山神社

  • 当日の講師

    高部 圭司 教授

  • 実習の内容

    JR島本駅に集合し、徒歩で若山神社に向かった。神社に到着後、神社の許諾を受け、建物周辺のコケの生態観察した。その後、ホンモンジゴケとそれと同じ環境に生育するコケを採取した。徒歩で島本駅に向かい、駅で解散した。採取したコケは大学に持ち帰った。

  • 植物0618-1若山神社参道入口
  • 植物0618-2若山神社にてホンモンジゴケを採取
  • 植物0618-3若山神社にてホンモンジゴケを採取

活動を通して学んだこと

  • ホンモンジゴケの自生地周辺の地形等

2017年6月3日

  • 実施場所

    吉田キャンパス 農学部総合館

  • 当日の講師

    高部 圭司 教授

  • チューター

    櫻井 みづき、麦尾 祥多

  • 実習の内容

    ホンモンジゴケを高分解能走査電子顕微鏡で観察し、写真撮影を行った。さらに、高分解能走査電子顕微鏡に装着されたEDAXを用いて、試料中に含まれる元素分析を行った。エポキシ樹脂に包埋されたホンモンジゴケの1μm厚さの切片を作製し、その形態を光学顕微鏡観察し、写真撮影を行った。

  • 植物0603-1ホンモンジゴケを高分解能走査電子顕微鏡で観察
  • 植物0603-2ホンモンジゴケのEDAX分析
  • 植物0603-3ホンモンジゴケを光学顕微鏡で観察

活動を通して学んだこと

  • SE SEMではWD( working distance )を変更することでピントがはっきり合うということがようやく分かった。それにより、ハッキリとした像を撮影することが出来た。また、その後備え付けてあるEDAXを用いて銅ゴケ内の原子量の測定を行った。すると苔の茎の根に近い方に行くほど多くの銅イオンが検出された。その後EDAXを使っている間にチューターさんが、以前化学固定し樹脂に包埋した試料をミクロトーム(刃はガラスナイフ)を用いて切断して、作っていてくださったコケの葉の断面のプレパラートを観察して、葉脈に当たると思われる部分に道管と思われる管を確認した。

2017年5月20日

  • 実施場所

    吉田キャンパス 農学部総合館

  • 当日の講師

    高部 圭司 教授

  • チューター

    麦尾 祥多、横山 誠人

  • 実習の内容

    凍結乾燥されたホンモンジゴケを試料台に載せ、白金コーティングした。その試料を、高分解能走査電子顕微鏡で観察し、写真撮影を行った。また、生きているホンモンジゴケを直接スライドグラスに載せ、蒸留水で封入して光学顕微鏡観察し、写真撮影した。

  • 植物0520−1凍結乾燥されたホンモンジゴケを白金コーティング
  • 植物0520-2ホンモンジゴケを高分解能走査電子顕微鏡で観察
  • 植物0520-3ホンモンジゴケを光学顕微鏡で観察

活動を通して学んだこと

  • SE SEM用の試料の作成
    光学顕微鏡の試料の作成

2017年5月6日

  • 実施場所

    吉田キャンパス 農学部総合館

  • 当日の講師

    高部 圭司 教授

  • チューター

    麦尾 祥多、横山 誠人

  • 実習の内容

    大阪府三島郡島本町の若山神社で採取したホンモンジゴケを実体顕微鏡で観察した。その後、ホンモンジゴケをカミソリで細切し、3%グルタルアルデヒドで固定した。この際、受講生自らリン酸バッファーや固定液を調整した。さらに、ホンモンジゴケを3mm以下か6mm以下に細切し、直径3mmか6mmの試料キャリアに入れ、高圧凍結装置で急速凍結した。この操作も受講生自らが行った。凍結された試料は-80℃の2%四酸化オスミウム・アセトン溶液の中に入れ、凍結置換固定を行った。

  • 植物0506-1ホンモンジゴケを化学固定
  • 植物0506-2ホンモンジゴケを高圧凍結
  • 植物0506-3ホンモンジゴケを高圧凍結

活動を通して学んだこと

  • 今回はグルタルアルデヒドを用いた化学固定と高圧凍結法による試料の固定を学んだ

2017年4月15日

  • 実施場所

    吉田キャンパス 農学部総合館

  • 当日の講師

    高部 圭司 教授

  • チューター

    櫻井 みづき、中村 雄太

  • 実習の内容

    実習のスケジュールと観察試料の打ち合わせを行った。その後、受講生はチューターより高分解能走査電子顕微鏡の原理と操作法の説明を受け、あらかじめチューターが作製した木材組織を観察し、写真撮影を行った。

  • 植物細胞の構造と機能_実習風景高分解能走査電子顕微鏡による木材組織の観察
  • 植物細胞の構造と機能_実習風景
  • 植物細胞の構造と機能_実習風景

活動を通して学んだこと

  • 今日は初めにこれからのスケジュールの確認をし、研究テーマを決めた。研究テーマは「ホンモンジゴケについて」。しかし、基盤コースで扱ったコケは確かにホンモンジゴケかも知れないが、断定することは出来ないので、高部先生とチューターさんの協力で、研究しているであろう理化学研究所に問い合せ、可能ならば譲っていただくということになった。その後は×35~×100kまで見ることが出来るSEMでヒノキの観察を行った。ヒノキの観察では初めて見る構造が沢山あり、何が何だかわからなかったが高部先生やチューターさんが一つ一つ教えてくださったので完璧にとまではいかないが理解することは出来た。

平成29年度 実施レポート

年度別の実施レポート